HOME > 浜崎祇園山笠の概要

祭りの概要
浜崎祇園祭(はまさきぎおんさい)は、まむし除けで知られる唐津市浜玉町浜崎・諏訪神社の境内に祀られている祇園社(本殿左奥の社)の祭礼で、毎年七月の第4土日に開催されます。
平成14年5月10日に唐津市の重要無形文化財に指定されました。
高さ15m、重さ5tもある山笠は全国でも最大級の大きさを誇り、屋形や人形で豪華絢爛に飾り付けられた漁師(浜区)・農家(西区)・商人(東区)による3台の山笠が、大漁・豊作・商売繁盛を祈って、浜崎市街地を練り歩きます。
浜崎の山笠は2日日間とも夜がメインなので、神様に灯りを供える台という意味から「献灯台」とも呼ばれます。

曳き方と囃子方が一丸となって、「ヨイヤサー」の掛け声とともに宵の町をゆっくりと曳き廻す重量感。それに加え山笠を旋回させる「おおまぎり」での綱さばきのスピード感。「浜崎ん者」の血をたぎらす、浜崎祇園山笠の真髄の「おおまぎり」は必見です。
祇園社
諏訪神社境内に祀られている祇園社
“祇園さん”と呼ばれています。
また、山笠と一緒に奉納される山囃子は笛、太鼓、鐘に三味線が加わる独特なもので、「浜崎の山囃子」として有名です。
準備に半年もの期間を要しますが、本番の2日間が終わると夜を徹して解体され、翌朝には巨大な山笠が幻のように跡形もなく消えてなくなり、祭りのあとの侘しさが漂います。祇園祭が終わると浜崎の街は夏本番を迎えます。

 

スケジュール - 祭りまで -

外題選定

山笠に飾る「外題」を選定します。
南瓜棚前方の横長の燈籠に書かれます。場面を飾っている、という意味で「~の場」と後に付けて書かれることが多いです。
諏訪神社の由来から、鷹と蛇に関するものは選んではいけないとされています。


飾りつくり
飾りつくり 山笠の飾りを作り始めます。


太鼓下ろし
太鼓下ろし 囃子方の、太鼓を交えた最初の合同練習。その時期は各地区で異なります。
太鼓下ろしがあるまでは、各自練習します。
その後、夜には山囃子が聞こえ、浜崎の人々は祇園祭に向けて気持ちを高ぶらせていきます。


台出し
台出し 祇園祭の3週間程前。山つくりの1日目。

山小屋から台車を出して、山つくりを始めます。
山笠の前で、神主による安全祈願も行われます。

台についた1年分のホコリを落とし、下段を組み、ボウブラ(下段屋根に前後方向に取り付ける四本の通し柱)を取り付けて、、四本柱を立てて柱の先端をしぼり、カボチャ(四本柱からボウブラの先まで勾配をつけて取り付ける柱)を取り付けていきます。
山つくり


安全祈願祭
安全祈願祭 山つくりの安全を祈願します。


山つくり2日目
山つくり2日目 祇園祭の2週間程前。山つくりの2日目。

槍出し(山笠の四本柱(五本柱)から前方に突き出した部分)を取り付け、南瓜棚、槍出しに竹を取り付けて地山を完成させます。

縄で柱を組み上げただけですが素朴で風情があります。



山つくり3日目
山つくり3日目 祇園祭の1週間程前。山つくりの3日目。

まず、神様が宿るといわれる「天上屋形」を取り付けます。
その後、表山の飾り付けを行います。槍出しや南瓜棚は前の方から順に、四本柱付近は上のほうから飾りを取り付けていきます。
四本柱のところには、上から滝を流します。
槍出しから槍出しに端をかけ、南瓜棚には波を付けます。


山つくり4日目
山つくり4日目 祇園祭前の月曜祝日。山つくりの4日目。

裏山の飾り付けを行います。
裏山の方が前後に狭く、飾りの数も少ないのですが、足場が狭いため時間がかかります。

裏山も完成したら、次回の作業まで雨に備えてビニールをかけておきます。


山つくり5日目
山つくり5日目 祇園祭前日。山つくりの5日目。仕上げです。

小さい燈籠を各所につけ、裸電球も配置、配線を行います。
暗くなるのを待って、実際に電気をつけて確認します。

あとは翌日の本番を待つだけです。


祇園祭前日
子供山笠運行 祇園祭前日 17:30~

当初は山囃子保存会館に展示されていた実物の半分の大きさのミニ山笠だったものを転用し、安全に運行できるバランスに改良したものを祇園祭の前日に運行します。
高さは約7.5m、重さは625kg程度。浜玉町の就学前児童が曳き、方向転換については大人が補助、囃子はテープを流して運行します。

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